2011年12月11日日曜日

メモ:Basics : Volumes I (ビデオチュートリアル)by Peter Quint

Basics : Volumes I by Peter Quint


HoudiniのVolumeに関する入門
まずVolumeを見ていきます。
- Volume IsoOffset(SOP)を使って作り、それらの値を調整します。



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<Volume (SOP)>
簡単なボリュームの作成
1)Geometry(OBJ)ノード作成 
2)file(SOP)を削除
3)Volume(SOP)を作成
Name: myvol
Initial Value X:0.5


Rank
どのような種類の値をボリュームで使用するのか

「Uniform Sampling」はノード中クリックで表示される詳細にある「Volume Resolution」と同じである。

例:
Volumeのsizeが1,1,1のとき、Uniform Samplingが10のときVolume Resolutionは[10,10,10]となる
Volumeのsizeを1,2,1にして、Uniform Samplingを10にすると、Volume Resolutionは[5,10,5]になる。

※ようするに最大sizeの分割数がUniformSamplingと同じになる。


Rankを「Vector」にすると3つのボリュームをオーバーラップして持つことになる。
それぞれ違う名前をもつことになる。
0:myvol.x
1:myvol.y
2:myvol.z



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<IsoOffset(SOP)>
ジオメトリをコンバートしてボリュームを作成する。
1)Sphere(SOP)を作成する
2)isooffset(SOP)を作成する。
デフォルトではサーフェイスを作るだけなのでボリュームにするにはOutput TypeでFog Volume, SDF Volumeを設定する必要がある。
(ここではFog Volumeを選択)

Fog Volume:オブジェクトの中にある各ボックスは値1、外のボックスは値0となる。

SDF(Sign Distance Field) Volume:中心から最も近いサーフェイスまでの距離の情報を使う。
サーフェイスから中はネガティブ値になり、サーフェイスから外はポジティブ値になる。
※内部がスフィアの形状に雲がない状態になるので外からはわかりにくい。


Offset:入力ボリュームのサーフェイスをオフセットする。

Laser Scan:カップなどの中がへこんだ形状では正しく計算されない。その場合はこれをOffにしてみる必要があるかも知れない。


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<IsoSurface (SOP)> 
インプットジオメトリ無しでボリュームを作る事が出来る方法

実際には、入力ジオメトリを接続することは出来るが、ボリュームサイズは形状を使うことができるがいろいろと問題がある(ヘルプ参照)
例:
1)Isosurface(SOP)を作成
Implicit Function:noise($X,$Y,$Z)
Build Volumeをオンにしてボリュームを表示する。



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<Volumemix(SOP)>
ボリュームを変更したり、結合する。

例1)二つのインプットがあるが1つだけのインプットでもいい。
1)先ほどのiso1(SOP)を左のインプットに接続
IsoSurfaceを
Mix Method:User
Value:$V(デフォルト)*0.5
ボリュームのノードを半減させる。

例2)二つのボリュームを混合することが出来る。
isooffset1を右のインプットに接続
Mix Method:Multiplay

結果としてノイズのボリュームがスフィア内部にだけ存在するようになる。



(注)このメモはビデオチュートリアルを見ての私的なメモで、完全な記録ではありません。
各自の利用は自己判断でお願いします。
抜け落ち、間違いの指摘は歓迎です。

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