2010年5月26日水曜日

「Split」パーティクル・ノード (オンラインヘルプ訳)

「Split」POP

メモ:
基本的にはエミッターである。
「Source」POPがジオメトリからのエミッターであるのに対して、「Split」はパーティクル からのエミッターである。
 


また「Split1」POPは図ではGravityPOPと点線でつながっている。
これは「Split1」が関連性があるものの、独立したネットワークであることを示している。
よって「Source1」 POPから始まるネットワークは、「Split1」に影響するのはパーティクル、コリジョンイベントからもたらされるデータだけであり、「Split1」移行のネットワークも「Source1」のネットワークには影響しない。


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(以下ヘルプの翻訳)
毎フレームごとに、インプット(またはSource Groupパラメータに設定されているグループにある)パーティクルの各粒子にランダムな数の新しいパーティクルを「Birth Probability」パラメータ(Birthタブ内)の「Minimum」、「Maximum」間の値で発生させる。

Birthタブの「Kill Original Particle」をオンにすれば、オリジナルのパーティクルを消滅させて真にパーティクルを分裂させることができる。

Attributeタブのパラメータは、新しいパーティクルがどのように発生元パーティクルからアトリビュートを引き継ぐかをコントロールするためにある。
また新しく分裂してできたパーティクルの速度(velocity)を設定することもできる。
もし、「Initial velocity」を「Use inherited velocity」のままにしておけば、新しいパーティクルはオリジナルと全く同じ方向とスピードを維持したまま移動する。
しかし、それらをグループ化し、そのグループに異なるレンダリング設定をしなければ、ビュー上では区別ができない。

一般的には、「Initial Velocity」を「Add to inherited velocity」に設定する(パーティクルの新しい速度をオリジナルのパーティクルに関連付ける)か、「Set initial velocity」に設定する(オリジナルのパーティクルを参照しないで新しいVelocityを設定する)。
Velocity」パラメータは、ランダムな「Variance(変動値)」によって、各パーティクル毎に新しいパーティクルの速度(velocity)を設定できる。(もしランダムな速度を望まないなら「Variance」を0,0,0に設定する。)

このノードは、時間の経過に従ってパーティクルの数を増加させるのに便利です。
複数のグループにあるグループ


異なるレンダリングのセカンダリ・パーティクル(それらを異なるグループ内に分裂させる)を発生する「メイン」・パーティクルのグループを持つために複数のグループと結合させると便利です。
※訳注※ メインパーティクルのグループと、セカンダリパーティクルのグループをわけておくということか??

例えば爆発のエフェクトで、中心分が白く、そこからオレンジや赤のセカンダリ部分が発生する時など。


その他のお馴染みの例としては、花火の分裂: 「Activation」パラメータを特定のフレームのみ分裂を有効にするために使う。
ロケットの位置から爆発の位置まで分裂し、オリジナルのロケットの位置は消滅する。

注意:オリジナル・パーティクルは、毎フレームで、新しいパーティクルに分裂するので、birth probalityの最大値が大きいか、Life Expectancyが長く設定されていると、パーティクルの総数が簡単にふくれあがってしまいます。



<Birthタブ>
Birth Probability: 各ソースポイントからどのぐらいの数のパーティクルがエミットされるのかを決める。
最初は各フレームで発生するであろう、パーティクルの数の最小値。
次の数字はその最大値。

例: 0, 1の値は各フレームで、一つのパーティクルが分裂する確率は50%(最小値が新しいパーティクル数ゼロ、最大値が新しいパーティクル数1)。
5,10の値は、5~10(それぞれの数を含む)のランダムな数のパーティクルが各フレームで発生する。


Birth Group: 新しいポイント(パーティクル)が格納されるグループの名前。


Preserve Group:
 もし「Birth Group」がすでに存在しているなら、新しいパーティクルをその中身と入れ替えずに、追加する。


Lif Expectancy: パーティクルがどのぐらい長く存在するか(秒数)

Life Variance(変動値): パーティクルは「Life Expectancy」の秒数だけ生存する。それに対して追加またはマイナスされる秒数。 全く変動さえない場合はゼロを設定する。

Kill Original Particle: 新しいパーティクルに分裂した後、ソースとなったパーティクルを削除する。

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