2011年11月16日水曜日

ヘルプ(翻訳): ファセット(Facet) SOP

 Facet (SOP)



サーフェイス(単数)のファセッティング(切り子面を作る)のスムースネスをコントロールする。

この]ノードはポイントやサーフェイスのノーマルを統合することが出来ます。

ファセット、分割のように、ステージでジオメトリを変えるためのパイプラインとして働きます。そのため、Normal(複数)の計算が2度行われます。
例えば、バーテックス(各ポリゴンのポイント(複数))を単一(ユニーク)にする前にサーフェイスノーマルを計算できます。
ポイントが共有されている間にノーマルが計算されるので、単一ポイントとスムースシェーディングで通常とはことなる結果が得られます。

このツールはポリゴンをクリーン・アップするのに便利です。
反対を向いたポリゴンを再方向付けする事が出来、変成ポリゴン(Degenerative Poygon)を取り除き、ポイントの統合、もしくはユニーク化、エッジをベースとしてポリゴンを尖らせる(Cusp Polygon)事も出来ます。

Tip:このオペレータは.dxfファイルから読み込んだジオメトリをクリーンアップするのにとても有効です。時に.dxfにあるノーマルの反転を修正します。


Facetを使う

  1. ファセット(切り子面に)したいフェイス、エッジまたはポイントを選択します。
  2. Polygonタブから Facet ツールをクリックします。
    ファセットの詳細はパラメータ・エディタで変えられます。

 

パラメータ

Group ファセットするジオメトリの部分集合(サブセット)
Pre-Compute Normals 入力ジオメトリを元にノーマルの計算をする
Make Normals Unit Length 入力ノーマルの長さを「1」にリサイズする
Unique Points 各バーテックスを、切り離して別々のポイント(ユニーク・ポイント)にする。
Consolidate(融合)
No Consolidate ポイントは互いに融合されることはない
Consolidate Points Slow/Fast 互いに特定の距離にあるポイント(複数)はあるポイント(単数)を共有する。
Consolidate Normals Slow/Fast 互いに特定の距離にあるポイント(複数)はそのノーマルが平均化される。
Note
Slowバージョンの「Consolidation」は使われるべきではない。
それらは下位互換性(Backwords compatibility)のためのみに存在している
Distance 「Consolidation」のための距離の閾値
Remove Inline Points ポリゴンのあるポイントと次のポイントを結ぶ線上にポイントが存在したら取り除く。
Distance 供線のための距離の閾値
(訳注: 参照:供線
Orient Polygons すべてのポリゴンに同じ方向を向かせる。
Cusp Polygons 隣接した側面間をハード・エッジにする。
Cusp Angle ハードエッジにする場所の角度の閾値
Remove Degenerate 非生成(Degenerate)ポリゴンをクリーン・アップする。
Make Planar 各ポリゴンをフラットにする。 これによりそのポイント(複数)は平面状におかれる。
Post-Compute Normals この操作の結果を元にノーマルの計算をする。

Examples

Load | Launch
.../examples/nodes/sop/facet/FacetVariations.otl
この例はオブジェクトのスムースネスやファセットをコントロールするためのFacet(SOP)の異なる利用方法を示しています。
またポイント(複数)を統合(Consolidate)する方法も示しています。


各例を見るには右矢印キーを押します。

(注)このメモは私的にヘルプを翻訳したなメモで、完全な翻訳ではありません。
各自の利用は自己判断でお願いします。
抜け落ち、間違いの指摘は歓迎です。

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