2010年1月28日木曜日

Magic of Houdini : (Blast,Delete,Dissolve SOP)

The Magic of Houdini: SOPs That Confound the Melon -- Part 1

Blast SOP, Delete SOP と Dissolve SOP:

これらの違いを理解するための簡単な方法があります。

1.デフォルトのgeometryオブジェクトを作り、その中に入ります。
三つのSphereSOPsを作り、すべてPrimitive TypeをPolygonへ変更します。
それぞれのFrequencyを1に設定します。

2.Displayフラグを最初の一つに対してOnにします。
Primitive selection maskを使っていることを確認します(Hotkeyは「4」)
Display primitive numbersをOnにします。
ビューポートで、Tab > Blast operationを選択し、blast primitive 15 と16を選択します。
これは、二つのプリミティブが削除され、穴が残ります。

3.ノード「Sphere2」のディスプレイ・フラグをオンにします。
Deleteオペレーションを使い、そしてPrimitive15と16を削除します。
(sphere2のアウトプットを右クリックして、Deleteを選択
Deleteのパラメータ・エディタで、Groupに「16 15」と入力する。)

ここでも、二つのプリミティブが削除され、穴が残ります。
これらは同じ事をするのでしょうか?
各ノードのパラメータを見てみましょう。
deleteノードは、blastノードが持っていない様々なオプションを持っています。
基本的に、Blast SOPについては忘れて、Delete SOPだけを使えばよいでしょう。
時に、特別な機能を使うことも出来ますし、使わないこともできます。

4.sphere3のディスプレイフラグをオンにします。
Dissolveオペレーションを選択し、Primitive15と16をdissolveし(消滅させ)ます。
今回は、二つのプリミティブに含まれるすべてのエッジが削除されました。
しかし、プリミティブは穴を修復するために調整されました。
これがこのオペレーションと前の二つとの主な違いです。
これは、不必要なエッジを削除するためにもっともよく使われます。
ライン上のポイント(inline Poinst)を取り除くという便利なオプションもあることに注意して下さい。
この方法で使って、それがどのように機能するか見てみましょう。

5.Grid SOPを作成し、Rowsを3へColumnsを7へ変更します。
OrientationをXYへ変更し、垂直に立てます。
Dissolveノードを作り、Edges selection mask(Hotkeyは「3」)
図3にあるように真ん中の四つのエッジを選択します。

6.Houdiniはエッジを消し、そのエッジを含んでいたプリミティブは残ります。
ポイントの表示をオンにします。
Houdiniは垂直なエッジのポイントを保持しています。
Remove Inline PointsをオンにすればHoudiniが処理してくれます。

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